アメリカ発祥!自動車配車サービスのUber(ウーバー)とは?タクシーとの違いも解説!

アメリカ生活

世界各国で数年前から新たな移動手段として話題になっているUber(ウーバー)

日本では電車やバスなど公共交通機関が発達しており、都市部であれば問題なく移動が可能です。

しかし大都市の一部地域を除き、公共交通機関が少なく、車社会であるアメリカでは、今やなくてはならないサービスです。

駐在員だけでなく、アメリカに出張、旅行で来られる方は、1度は耳にするサービスだと思います。

今回は、近年インフラとして地位を確立しているUber(ウーバー)について紹介したいと思います。

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Uber(ウーバー)とは?

アメリカ発祥の企業で、世界の約70カ国・地域でサービスを展開している、自動車配車サービスです。

ソフトバンクグループが出資をし、大株主になったことでも一時期有名になった企業で、日本でも2013年からビジネスを展開しています。

しかし日本では規制もあり、現在はタクシーの配車アプリとして認知されています。

日本では規制もありUberの一部の機能しか利用ができないことが原因です。

話を戻しますと、自家用車を除き、車の移動手段としてはタクシーが長年一般的でした。

しかし、この自動車配車サービスができたアメリカでは、Uberがタクシーに変わる移動手段として近年急速に広まっています。

タクシーとUberの違いとメリット

ドライバーに関して

タクシーはタクシードライバーなのに対し、UberのドライバーはUberに登録し、Uberに許可を受けた一般ドライバーになります。

タクシー: タクシードライバー
Uber: Uberに許可を受けた一般ドライバー

一般ドライバーってことはプロじゃないし、安全なの?って思う方が多いと思います。

その点Uberは、降車後に乗客がドライバーを評価する制度を採用していて、ある一定以上の評価がないと許可が取り消され、営業出来なくなります。

また配車手配する際に、乗客のドライバーに対する評価が見えるようになっています。いわば口コミですね。

その評価を確認することで、乗車するかの判断ができますので、Uberは安全性やドライバーの質には最新の注意を払っているように見えます。

最低限の質が担保されていると考えて頂くと良いかと思います。

車両に関して

タクシーは個人タクシーを除き、タクシー会社保有の車両を使用するのに対して、Uberは自家用車を利用することが可能です。

タクシー: タクシー会社保有の車両
Uber: 自家用車の利用可

自家用車ですので、車種によって少人数向けのものから、7-8人乗れるものまで幅広く登録されてます。

そのため乗客の人数や荷物の量に応じて、必要な車両を選ぶことが可能です。

乗車、目的地、経路に関して

タクシーは路上で探すか、電話をして配車手配をするのに対して、Uberはスマートフォンのアプリを使用することで、現在地や指定した場所から乗車が可能です。

また目的地に関しても、Uberでは事前にアプリ上で目的地を設定してから配車のリクエストをしますので、その時点で経路や到着時間が判明します。

タクシー: 路上もしくは連絡をし、目的地や経路は直接ドライバーへ伝える
Uber: アプリ上で予約時に、乗車地・目的地を入力することで、事前に経路や到着時間も確認可能

また、乗車後も指定経路上を走行しているかもアプリ上で確認できるので安心です。

旅行先や慣れない土地では、言葉の壁などもあり、正確に目的地に伝わっているか不安になることもあるかと思います。

一方で、Uberはアプリを使うことでその不安を解消してくれます。

料金・支払いに関して

タクシーはメーターもしくはドライバーとの事前交渉により決定し、車内で支払いするのに対し、Uberではアプリ内で登録しているクレジットカードから降車後自動で支払いされるため、車内で支払いの必要はありません。

またアプリ上で予約時に、料金も事前にわかりますので、ぼったくり被害に遭うリスクも低いと言えます。

タクシー: メーター料金もしくはドライバーとの交渉により直接支払い
Uber: 降車後、アプリ登録済みのクレジットカードから自動で支払い

料金自体ですが、私がアメリカで利用した経験からすると、Uberの方がタクシーより安く、経済的です。もちろん混雑状況などにもよりますが。

ちなみにアメリカでは、チップもアプリ上で支払えますので、現金は不要です。

国によっては現金しか使えないタクシーも多いため、旅行者にとっても利便性の高いサービスと言えるでしょう。

加えて、車内で支払いの必要がないという点はトラブルは減りますし、安心感があります。

以上はUberのメリットですが、もちろんデメリットもありますので、ちゃんと理解してから利用しましょう。

デメリットは?

Uberの許可がおりているとはいえ、運転スキルや対応はまちまち

もちろん運転が上手で、話も上手で、スーツケースを下ろしてくれて、最後にアメをくれるナイスなドライバーもいますが、全員がそうとも限りません。

ものすごくスピード出す人運転が荒い人話に気を取られている人なども、本当に時々ですがいます。

これは正直タクシーでも同じなのですが、一応デメリットと言えるでしょう。

車内の環境や音量に注意

自家用車を利用しているドライバーが多いので、これもドライバー次第です。

私は大体許容範囲なのですが、1度大音量でラップをかけているラッパー?の車に乗った時は、ボリューム下げてとお願いしたことはあります。

どちらのデメリットも正直運次第ですし、私はメリットとデメリットを比べるとUber派です。

しかし、少しでも良いサービスを受けたいと考える人はタクシーを使った方が無難かもしれません。

革新的なサービス

空いている時間・自家用車を持つ運転手側とリーズナブルに移動手段を確保したい利用者側需要と供給をうまく結びつけた良いサービスだと思います。

そして、Uberが両者の間で安全性の担保するシステムを導入することで、成り立っているのも事実です。

まだまだUberの歴史は浅く、トラブルは0ではありませんが、上手く活用することで生活・旅行を充実したものにしてもらえればと思います。

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