海外駐在・赴任の内示が出たら、すぐに始めたい5つの確認ポイント!

駐在準備

会社や上司によって様々なタイミングで、言い渡される海外駐在・赴任の内々示や内示。

人事や上司から正式に話がある前から、社内で噂や情報が回ってきたり、うっかり口を滑らせる人がいたりと、予期しないタイミングで知り、動揺したという知人の話もちらほらあります。

このご時世、日本企業のグローバル化に伴い、海外へ派遣される海外駐在員は増加しておりますが、いまだに日本社会全体から見ると少数派の海外駐在に不安はつきものかと思います。

今回は海外駐在・赴任の内示が出たら、すぐに始めたい5つのポイントをご紹介します。

念願の海外駐在が叶ったという方へは期待通りの駐在生活を送るために、まだ現実感がない方や駐在に後ろ向きの方には、少しずつ現実に向き合うためにも、参考にしてもらえると幸いです。

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情報収集

都市・物価・治安など赴任地、給料や住宅、移動手段など駐在員の生活環境、そして日本で手続きが必要なことに関して、ざっくり情報収集を行うことがまずはじめの第一歩かと思います。

社内の過去の駐在経験者や前任者にあたる現駐在員に話を聞いて、少しでも想像出来ることを増やしていくことが精神的な不安を取り除くことに繋がります。

また最初の段階で 、友人などから他社の現状を聞いておくことで、客観的に駐在する自分自身の立ち位置を知ることも大切かと思います。

規模や業界が近ければ近いほど後々条件交渉時に有利に働く可能性あります。良い条件の話を聞くと、落ち込むこともありますが、、、隣の芝はなんとやら。

知らないよりはいいです。笑

沢山の情報が溢れていますが、欲しい情報に合わせて、情報源を確保するのが良いかと思います。

  • 仕事や生活環境に関しては駐在員や駐在経験者の話
  • 人に聞きづらいお金・税金関係はインターネット
  • 一般的な現地情報は書籍等

概要は下記の本などを見ておくと良いかと思います。どこの国に赴任する場合でも、赴任前に知っておくと良い情報を一冊でカバーできるので便利です。私も海外赴任中の納税管理人に関しての情報はこの本で知り、調べるきっかけとなりました。


ポイントをまとめると、以下2点を意識して情報を獲得するようにしましょう。

  • 所属する会社のざっくりとした駐在員情報
  • 一般的な駐在員の駐在生活、労働環境、待遇などの情報

家族・友人への報告

とても大事なことですね。

順番としては情報収集より先にしようと考えましたが、あえて2番にした理由は、海外駐在・赴任の概略をある程度つかんでから報告をしないと、逆に家族を混乱させてしまう可能性があるからです。

特に家族帯同するか否か、子供の教育はどうするか、両親への説明など、多くの家庭では家族会議が行われることでしょう。

家族の立場になってみると、「この国に、いつから行きます」とだけ報告されても実感がわかないですし、家族会議出来るほど情報がなくては、特に帯同する可能性がある配偶者や子供はとても不安になると思います。

こんなところに住むだろう、子供の学校は近くにあるのか、駐在期間はどのくらいかなど、この時点では大体で良いので、伝えられるとより実感がわくかと思います。

家族を含め人生のターニングポイントの1つである海外駐在ですから、お互いに後悔を残さないためにも、出来る限り納得できる結論を出したいですよね。

仕事のことを考えると自分自身のことだけでも一杯一杯かもしれませんが、不安なのは帯同する家族や、日本に残る家族も同じですので、意識的にフォローをしたいものです。

配偶者の仕事

家族への報告を行う上で、配偶者の仕事が続けられるのか否かを考えていく必要があります。

最近は、企業の海外進出に伴い、20代中盤・独身で海外駐在される方もいますが、結婚を考えていたり、すでに結婚して家庭を持っている方が多いと思います。

一旦仕事を離れて帯同を考えている場合は、一定期間の休職が可能か、もしくは復職が容易かなど、配偶者側も多くの確認が必要かと思います。

1990年代当時は、海外駐在員が少なかったこともあり、今に比べるとかなりの好待遇で、生活レベルも格段に上だったそうですが、それは今や昔です。

数年後の日本帰国時に、非正規雇用の現状や将来の社会保険・税金の増加、老後の生活資金を考えると、ダブルインカムを望む家庭も多いのではないでしょうか。

赴任先での初期投資と日本に残すものの見直し

赴任先で必要な初期費用を除き、日本に残しておく家や土地、車やバイクなどの車両、預金などの見直しを行いましょう。

厳密に言えば家族構成や経済状況など人それぞれですが、早めに頭にインプットして、動き出すべきことをリストアップすることをおすすめします。

家に関しては、持ち家、実家、賃貸、社員寮、住宅ローン有り、無しなど様々なパターンに分かれるので、ここでは割愛しますが、預金に関しては、多かれ少なかれほぼ全ての人が関係しているのではないでしょうか。

私の場合、初期費用として駐在先では現地通貨が必要なことがわかっていましたので、一部の預金を、現地の銀行に送金して、生活のスタートアップに充てることとしました。

特に自己資金で通勤用や家族用の車などを購入したり、赴任先の賃貸契約でデポジットを取られる国もあるようなので、日本円をすぐに移動できる状態にしておくことをおすすめします。

To doリストの作成

これが全てといってよいほど重要です。

話を聞いたり、ブログを読んだり、本を読んだり情報収集は大事ですが、情報があふれる時代ですから、「あっ、これはあとで準備しよう」とか「これは日本で買って持っていこう」など、海外駐在に関わる情報は思い立った時に、必ずメモしましょう。

メモでも良いのですが、出来ればMy To Doリストを作成すると、海外赴任直前まで重宝します。

あ、これ忘れた!!ということが無いように、内示が出たらメモをすることを習慣にすることをおすすめします。

事前に知っておきたい情報はこちらから。

海外駐在・赴任に向けてスタートを切ろう

駐在が決まった時期は、期待と不安で一杯な時期ですが、限られた駐在前の時間ですから少しずつでもスタートをきることをおすすめします。

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