アメリカ駐在員や在住で、株式投資を始めてみたいけど、どの証券口座を開設すれば良いか迷っている方向けに、今回はFirstade証券を紹介します。
今回は私が実際に利用してみて感じたメリット、デメリットをお伝えします！
Firstradeとは
Firstradeはアメリカの大手オンライン証券会社であり、1985年創業、ニューヨークに本社があります。
日本に比べ投資が盛んなアメリカにおいて、初めて売買手数料無料という画期的なサービスを開始した会社でもあります。
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Firstradeのメリット
口座開設、維持、売買手数料が無料
日本でもオンライン証券会社は売買手数料無料のところが増えていますが、Firstradeも株式、ETF、オプション取引などの売買手数料は無料です。
購入する株が1株からでも無料になるのは、投資の敷居が低くなり、初心者にとってもメリットが大きいです。また余計なコストを払う必要がないのが何よりも嬉しいですね。
日本に帰国後も、口座の維持、運用が可能
私がFirstrade証券を開設することを決めた最大のメリットが、日本へ帰任後もそのまま口座を維持、運用ができるという点です。
長期で運用を考えている方にとっては、非常に重要な点かと思います。
具体的には、以下の手順で利用中のUS accountからInternational accountに保有資産を移管することになります。日本帰国後はInternational accountを維持可能で、こちらで売買可能です。
1 International Accountの開設
2 Internal Transferを申請し、International Accountへ保有資産を移管する
ちなみに、International accountを開設できる国は日本を含め、28か国あります。再度駐在や移住の可能性がある方も、該当する国であれば継続利用可能です。
駐在先としても比較的メジャーな、中国、シンガポール、香港、インドなどのアジアをはじめ、イギリス、ドイツ、フランスを含むヨーロッパ諸国も含まれまています。
🇦🇹 Austria | 🇰🇷 Korea, Republic of (South) |
| 🇧🇪 Belgium | 🇲🇴 Macau |
| 🇨🇳 China | 🇲🇾 Malaysia |
| 🇨🇿 Czech Republic | 🇲🇽 Mexico |
| 🇩🇰 Denmark | 🇳🇿 New Zealand |
| 🇫🇮 Finland | 🇳🇴 Norway |
| 🇫🇷 France | 🇵🇱 Poland |
| 🇩🇪 Germany | 🇵🇹 Portugal |
| 🇭🇰 Hong Kong | 🇸🇬 Singapore |
| 🇮🇳 India | 🇪🇸 Spain |
| 🇮🇪 Ireland | 🇸🇪 Sweden |
| 🇮🇱 Israel | 🇹🇼 Taiwan |
| 🇮🇹 Italy | 🇹🇭 Thailand |
| 🇯🇵 Japan | 🇬🇧 United Kingdom |
配当金再投資(DRIP)が無料で設定可能
DRIPとは【Dividend Re-investment Plan】の略で、日本語で配当金再投資を意味し、受け取った配当金を自動的に再投資するシステムのことを指します。
個別株だけではなく、ETFなどにも設定が可能です。アメリカでは年4回、四半期ごとに配当金が分配されることが多いので、その度に自動的に配当金全額が株やETFの購入に充てられます。
一回あたりの配当金が1株の価格に満たない場合も、Firstradeでは再投資可能ですので、福利の効果が得られやすく長期的な運用に効果的です。
また一度設定してしまえば、以後自動で再投資され、かつ手数料もかからないため、労力をかけずに運用ができる点も非常に魅力的です。
Firstradeのデメリット
自動積立設定が出来ない
私がFirstradeを利用している中で、唯一といっていいデメリットは自動積立設定ができない点です。
毎月や毎週、定期的に株やETFの購入を自動化したい方には物足りないかもしれません。
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