【アメリカ駐在員必見】日本で開設可能!アメリカの銀行「Union Bank(ユニオンバンク)」の口座開設方法を紹介!

駐在準備

アメリカへの駐在前に準備したいものの一つとして、アメリカ現地の銀行口座の開設が挙げられます。

給料の受け取りや、小切手の発行、賃貸のデポジット、アメリカのクレジットカードの支払い、車の購入等々、駐在直後から必要になってくるのが現地の銀行口座。

渡米した後に現地でも、もちろん開設できますが、ただでさえ生活を基盤を整えるのに忙しい時期なので、事前に準備できることは日本にいるうちに行ってしまうことをおすすめします。

今回はアメリカ駐在前に口座開設可能な、「Union Bank(ユニオンバンク)」のパシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラムについて紹介します。

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Union Bank(ユニオンバンク)とは

ユニオンバンクはアメリカの銀行であり、三菱UFJ銀行などを傘下に置く三菱UFJフィナンシャル・グループの子会社です。本店はニューヨークですが、アメリカ西海岸、特にカリフォルニアに多く支店を置く銀行です。

駐在員やスタートアップ、留学などで、カリフォルニアに住む日本人が多い現状を踏まえてか、ユニオンバンクは、日本で事前に米国の金融機関である現地口座を開設できるサービスを提供しています。

「カリフォルニア・アカウント・プログラム」と「パシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラム 」の2つのサービスを提供しており、前者は日本に居ながらの資産運用や、留学生向け、後者はアメリカに赴任する駐在員・家族向けです。

パシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラム

私はカリフォルニアに駐在予定でしたので、「パシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラム 」を利用し、事前に日本で口座を開設しました。 開設する口座は、パシフィックリム・カンパニーベネフィット・チェッキング・アカウントです。

メリットはこちら!

  • 渡米前に口座開設可能、日本語のカスタマーサービスあり!
  • 渡米後の生活費をドルで準備、すぐにATMで引き出せる!クレジットカードの引き落とし先としても設定可能!
  • 夫婦で持つ共同名義口座を開設可能
  • 初回の小切手帳発行手数料が無料

注意事項は下記の引用にあるように、駐在先の米国の勤務先等の情報を申し込み時に記入する必要があることです。

パシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラムは、日本国内の会社にお勤めで米国へ駐在または企業派遣による留学、研修予定の方にご利用いただけるサービスであり、「カリフォルニアアカウント・プログラム」とは異なる商品です。お申し込みには米国の勤務先・住所・電話番号の記入が必要です。

https://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/kouza/prcb/index.html

西海岸以外へ駐在予定の方も、渡米前後の利便性を考えると口座開設を考えてみてもいいかもしれません。

口座開設の手順

1. 申込書の記入・郵送

申込書の記入の前に、前提条件で三菱UFJ銀行の口座を持っていることが必須となります。共同名義口座を開設する場合は夫婦2人とも口座を持っている必要があります。

申込書はこちらからダウンロードしてください。

紙の申込書を郵送してもらうこともできますが、PDF版を印刷してしまうのが早くておすすめです。 申込書「記入の手引き」を画面で見ながら記入するとわかりやすいです。

基本的には、手引きに従って記入すれば問題ないかと思いますが、私は以下の点で戸惑いました。

・米国での勤務先欄の職位・肩書 の欄
こちらはGeneral ManagerやSales Managerなど社内でのタイトルを記入する欄です。私の場合、正式には通達されておりませんでしたが、前任者と同じ役職に就くことが通例になっていましたので、その肩書を記入しました。

・ 申込者ご本人の署名 の欄
ここに書く英語と日本語の署名のどちらかを、今後の取引(入出金、小切手)などでは使用することになります。英語の筆記体などで格好良くサインしたい人には重要です。私は何回か練習してから記入しました。笑

・8BENフォーム-W のForeign tax identifying number欄
ここはマイナンバーの記入が必要です。日本居住の方は通知カードがマイナンバーカードにある番号を記入しましょう。

・本人確認資料の提出
日本の運転免許所とパスポートのコピーが一番簡単かと思います。

全て記入出来たら、一応PDFかコピーを取り、保存しておくことをおすすめします。

2. 口座開設完了通知の到着

申込書の郵送から10日後くらいに上記の口座開設完了の通知が届きます。ここには口座番号が記されているので、渡米前でぎりぎりの方は、送金が可能になります。

3. ウェルカムキットの到着

口座開設通知から1週間しない内に、A4サイズで分厚い封筒に入ったウェルカムセットが届きます。渡米後に必要な手続き書類等が日本語と英語で書かれた紙が沢山入っています。

4. Pinコードの到着

ウェルカムキットと同日もしくは少々遅れて、このような簡易な書類が届きます。中を開くとATMやショッピング時に必要なPinコードが記載されています。例の4桁の暗証番号です。カードとは別に届きます。

5. キャッシュカードの到着

私の場合は最後に届きました。申し込みからは3週間から1か月弱くらいでしょうか。キャッシュカードですが、デビットカードとしての機能付きです。

まとめると4点がそろえば完了です。
・口座開設完了通知
・ウェルカムキット
・Pinコード
・キャッシュカード

注意!口座開設から90日以内に入金が必要!

口座開設日から90日以内に初回の入金を行う必要があります。入金が出来ないと口座が解約されてしまいます。

また月間平均残高がUS$1,500を下回ると、口座維持手数料がかかる場合があるので注意が必要です。日本で口座開設時はまだ駐在前だと思いますので、最低US$1,500を入金しておくことが現実的かと思います。

口座維持手数料は、残高明細をオンラインで受け取る場合:8米ドル/月、残高明細を郵送で受け取る場合:10米ドル/月となります。残高証明書と共に小切手の画像の郵送をご希望の場合、3米ドル/月の追加手数料が発生します。ただし、各月残高明細書対象期間中、以下のいずれかの場合、口座維持手数料は無料となります。
◎毎月、口座に一回の入金が250米ドル以上の給与振込(direct deposit)を設定
月間平均残高が1,500米ドル以上
◎他の関連預金口座(*2)との合計月間残高が5,000米ドル以上

https://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/kouza/prcb/index.html

送金は手数料最安、TransferWiseがおすすめ!

日本の銀行からユニオンバンクへ、日本円をアメリカドルに換えて送金したい場合は、海外送金サービスであるTransferWiseが手数料が安く大変おすすめです。

その他、渡航準備に関して記事を書いているので、是非ご覧ください。

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